「中学受験、やっぱりやらせなきゃよかったかな…」
私は、2人の子どもを中学受験を経験し、数えきれないほどの迷いや葛藤を経験しました。

最初に悩んだのは受験選び。
塾の無料体験をいくつか体験してみて、子供に合った塾を慎重に選びました。
塾選びに時間をかけたおかげで、子どとが信頼できる先生に出会うことができ、勉強がわからなくて、困った時もすぐに対応してくれました。
塾選びは、中学受験の合格への近道につながります。
子どもとの相性をしっかりみきわめていきましょう。
また、その他にも勉強のサポートや、子どもとの関係、そして合否の結果──
正解のない道だからこそ、親として悩みも尽きません。
この記事では、「中学受験で親が後悔しないために、ママができるサポート」を、自身の体験をもとにリアルに伝えていきます。
なかなか成績が伸びなかったり、子どもに塾があっていないのかもと感じたら、まずいくつか塾の無料体験をすることをおすすめします。
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この記事の信頼性

2人中学受験でわが家が後悔したこと
中学受験を通して、たくさん悩んだし、後悔もありました。
その中でも、
このことが、特に気がかりでした。
親子関係が悪化した
わが家では、中学受験の勉強をめぐって、私の「口うるささ」が、子どもの反抗心を強めてしまい、親子関係が一時的に悪化ししたこともあります。

わが子は、家でなかなか勉強をしようとしませんでした。
そんなわが子が心配で、ついつい「早く勉強しなさい」と何度も声かけしてしまっていました。
最初は「今やろうと思ったいのに!」と口ごたえする程度でしたが、私が声をかければかけるほど、子どもはますます勉強しまなくなりました。
そんな子どもの状態を、塾の先生に相談しました。
すると、「すぐにあれこれ言わないで、少し待ってみて」とアドバイスもらいました。

確かに、目についたらすぐにあれこれ注意していたなと反省…。
子どもにとっては、責められているような気持ちになっていたんだと気付かされました。
それからは、子どもの様子を見ながら、必要以上に勉強に関して口出ししないようにしました。
すると、少しずつ自分で机に向かうようになりました。
中学受験では、親のサポートが不可欠ですが、見守る姿勢と信じる気持ちが何より大切です。
親の不安が強すぎると、子どもも安心して勉強できなくなります。
親子の信頼関係を崩さないように意識しながらサポートしていきましょう。
子どもを遊ばせられなかった
中学受験のために、子どもを十分に遊ばせてあげられなかったことは、正直、少し気がかりではあります。
でも、私はそのことを後悔していません。

受験期間中は塾や家庭学習で毎日のスケジュールがぎっしり。
友だちと外で自由に遊ぶ時間はほとんどありませんでした。
「小学生らしい自由な時間を奪ってしまったかな…」と感じることもありました。
しかし、集中力や計画性、そして努力する力がしっかり身についたのも確かです。
遊びの代わりに、学びを通して得たものは、今のわが子の自信や基礎力の土台になっていると実感しています。
もちろん、まったく遊べなかったわけではありません。
外遊びは少なかったけれど、部活がいい息抜きになっていました。
友だちと体を動かしたり、チームで話し合ったり、勉強とは違う時間を楽しんでいました。
勉強ばかりでエネルギーが余っていたのか、部活の日は本当にいい顔で帰ってきていました!
家族でのレジャーや友だちとの放課後の遊びは少なかったかもしれません。
でも、それを補って余るくらい、充実した経験を受験を通して得ることができたと実感しています。
効率よく勉強させられなかった
勉強の準備不足やサポートの仕方を、もっと効率よく勉強させてあげられていたら、もっとスムーズに取り組めたのではと、今なら感じます。
中学受験の勉強の中で、「とにかく量をこなさないと」と焦っていた時期がありました。
子どもの理解度や苦手分野に合わせた勉強ができていなかったんですよね。

復習が不十分だったり、スケジュールが詰め込みすぎて消化不良になっていたり…。
家庭でのサポート体制をもっと早く整えるべきだったと感じました。
それは、模試で思うような結果が出ず、本人も落ち込んでいたときのこと。
原因を探っていくと、ただ問題をこなしているだけで、理解できていないところがいくつかあったんです。
それからは、無理な詰め込みをやめて、少しずつ『できなかったところ』を繰り返し振り返るようにしていきました。
すると、少しずつミスが減り、自信につながっていきました。
中学受験は、勉強量だけでなく勉強の質が大切だと改めて実感しました。
子どもに合ったやり方を見つけ、効率的な勉強法を探していくことがとても大切です。
後悔したけど、中学受験してよかったと感じること
中学受験は後悔もありますが、よかったと感じることもあります。
- 勉強する習慣と基礎力が身についた
- 子供自身が「考える力」を身につけた
- 親子で本気で向き合えた
志望校に合格はできませんでしたが、中学受験に挑戦したからこそ、学年以上の学力がついたんです。

だから、中学へ上がった時に、勉強に困ることなく、大好きな部活に集中できたり、
塾なしでも通用する基礎学力が定着
わが家は志望校の中学に入学することはできませんでしたが、塾に通わなくても通用するほどの基礎学力が身についたことは、本当に大きな収穫でした。
受験勉強では、ただの暗記ではなく「考える力」「文章を正確に読む力」「自分の言葉で説明する力」など思考力・読解力・表現力が総合的に求められます。
そうした力を、小学生のうちに繰り返しトレーニングできたことが、中学に入ってからの学びにも大きくつながっていると感じています。

うちの子は、公立中学に入ってから塾に通わずにスタート。
学校の授業をしっかり理解し、自分で計画的に復習する習慣がすでにできていたため、テスト前に慌てることもなく、自分で対策を進めることができたんです。
定期テスト前も慌てることなく対策をし、上位の成績をキープ。
受験勉強の積み重ねが、ちゃんと力になっているんだなと実感しました。
中学受験に向けた勉強は、親子共にほんとに大変。
でも、その努力の過程で得た学びの土台がしっかり身についたことは、子どもの確かな力になっているんです。
合格・不合格の結果にかかわらず、中学受験を通して得た力や経験は、結果以上の価値があります。
中学生は部活や遊びで友だち付き合いが活発に
受験期間中に遊びの時間が少なかった分、その反動のように中学に入学してからは、部活や友達と過ごす時間を楽しんでます。
中学受験中は勉強が中心の生活で、自由に遊ぶ時間が限られていました。
でもその分、中学に入ってからは、自分のペースで部活や遊びに夢中。

中学に入ってからは、部活に集中して取り組めるようになり、毎日帰宅が遅くなるほど、友だちとの関わりが増えました。
また、学年を超えた交流が生まれ、責任感やチームワークもでき、ひとつのチームとして団結。
中学受験中口には出しませんでしたが、子どもなりにたくさん我慢していたんだろうなと、今になって感じます。
でも、頑張った分だけ、中学時代に広がる友だちとの時間を、勉強のことを気にせずのびのびと楽しめているようです。
子どもが笑顔で楽しそうに学校生活を送っている姿を見ると、受験勉強で一時的に我慢したことは決して無駄ではなかったと心から思います。
中学受験で後悔しないためにやるべきこと
中学受験で後悔しないためにやるべきことはたくさんありますが、その中でも次の3つはしっかり確認していきましょう。
子どもにあった塾を見つける
中学受験で後悔しないためには、子どもに合った塾を選ぶことがとても大切です。
ただ有名だからとか、実績があるから…という理由だけで選ぶと、子どもがつまずいたときに対応してもらえなかったり、気持ちがついていかなくなることがあります。
塾選びで大切なのは、「学力レベル」だけでなく、指導スタイルやサポート体制、先生との相性、通塾距離、宿題の量など、子どもに合った環境かどうかを見極めることです。

わが子の塾選びは、ほんとに時間をかけました。
子どもに合っているのか、2~3件の無料体験を通してしっかり選択しました。
そのおかげで、子どもが安心して通え、信頼できる先生にも出会えました。
勉強でつまずいた時には、親身になって教えてくれたり、気にかけてくれる先生がいて、わが子は前向きに勉強に取り組むことができました。
子どもにとってベストな環境に出会えることが、受験成功への大きな近道。
中学受験は長期戦だからこそ、子どもが無理なく、安心して学べる塾選びがとても大切です。
塾の規模や実績にとらわれすぎず、わが子に合っているかどうかをしっかり見極めることが、後悔しない受験の第一歩になります。
子どもに合った塾を見つけるには、まずは無料体験からはじめましょう。
いくつか体験してみて、子どもに合った塾を見つけることが、中学受験合格への近道です。
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親がしっかり学習をサポート
中学受験で後悔しないためには、親が「一緒に乗り越える」という気持ちで学習をサポートすることが大切です。
子どもにすべてを任せきりにしてしまうと、困った時に誰にも相談できなかったり、やる気や自信を失ってしまっていても気づけないこともあります。
中学受験の勉強は、小学生にとってかなりハード。
学習内容の難しさに加え、長期間にわたるプレッシャーや疲れもあるんです。
そんな中で、親がスケジュール管理や声かけをしたり、時には一緒に問題に取り組むことも必要です。
精神面にも勉強面にもサポートしてあげることで、子どもは安心して勉強に集中できます。

わが子は、塾の宿題や復習などを全然しませんでした。
そんな子どもの様子を見て、何のために中学受験をするのかをしっかり話し合いました。
中学受験は長期戦です。
そのため、目標や目的を見失うことも少なくありません。
そんな時は、なぜ受験をするのか、どこの学校へ進学したいのか子どもとしっかり話し合い、再確認していくことが大切です。
中学受験は、子ども一人の力だけではなく、親の支えがあってこそ乗り越えられるもの。
「勉強を代わることはできないけど、いつもそばにいて見守っているよ」という姿勢が、子どもの心の安定につながります。
結果以上に、親子で努力した時間こそが、後悔しない受験の土台になると実感しています。
メリハリをつけた家庭学習
中学受験は、メリハリのある家庭学習をすることはとても大切です。
長時間机に向かっていても、集中していなければ意味がありません。
質の高い学習のためには、「やるときは集中」「休むときはしっかりリフレッシュ」のメリハリが不可欠です。
唯一の息抜き場所の家庭で、常に「勉強しなさい」と言われ続けると、子どものストレスの原因になることも。

わが家がそうでした。
私が勉強しないわが子に不安なあまり、常に声かけていました。
すると、子どもはだんだん反抗的な態度で、ますます勉強しなくなってしまったんです…。
子どもは大人ほど長時間集中を保てません。
ダラダラ勉強を続けてしまうと、効率が悪くなるだけでなく、勉強そのものが苦痛に。
時間を決めて集中する → 適度に休憩する → また集中するというリズムを作ることで、脳も身体も無理なく学習を続けることができます。
中学受験は長期戦。
だからこそ、効率よく学習を続けるためには、メリハリのある家庭学習が大切。
無理なく続けられる学習習慣を作ることが、後悔しない受験につながるります。
わが家が集中タイムに使用したのが、「カジュアルタイマー」。
子どもでも使用しやすく、「あと何分」が一目でわかるため、自分で時間を意識して行動できるようになりました。
子どもが自分で進んで勉強するを育てたい方におすすめです。

中学受験で後悔したよくある質問
「中学受験させる必要、本当にあった?」
志望校には合格できませんでしたが、中学受験をさせて良かったと心から思っています。
合格という「結果」以上に、子どもが努力を重ねて得た成長や学びの過程が、何よりも大切だった感じています。
中学受験の勉強は、小学生には難易度が高く、簡単な道のりではありません。
それでも毎日コツコツ勉強を積み重ねる中で、考える力・あきらめない力・自己管理力など、将来につながる力が付きました。
また、「目標に向かって頑張ったこと」は、子どもとっても貴重な経験になり、受験を終えた後の達成感につながりました。

わが家は最終的に第一志望には届かず、正直なところ親子で悔しい思いもしました。
でも、あの受験期を乗り越えた今、子どもの勉強に対する姿勢やモチベーションは、明らかに変わったと実感しています。
「次はもっと頑張りたい」「努力すれば、確実に力は付いてくる」そんな前向きな気持ちを、受験を通して自然と身につけてくれました。
さらに、中学に入ってからは塾に通わなくても、授業についていけるほどの基礎学力と学習習慣が身についていて、勉強に困ることなく大好きな部活に集中できました。
中学受験は、子どもにとっても親にとっても、大切な経験になったし、やらせてよかったと感じています。
結果以上に、その過程で得た力こそが、子どもの自信に繋がっています。
まとめ
わが子2人の中学受験を経験し、たくさん悩み、たくさん後悔もしました。

「もっと早くから準備していれば…」「こんな言い方しなければ…」と反省することもたくさんありました。
でも、今振り返ると、中学受験を通して「親子の絆」「子どもの成長」「学びの土台」を得ることもでき、子どもの自信にもつながりました。
中学受験は、ただの合否だけではない「かけがえのない経験」です。
子どもの気持ちに寄り添いながら、一緒に悩み、支え、歩んでいくからこそ、子どもは前を向いてがんばれるんだと実感しました。
中学受験に正解はありません。
ただ、無理をさせすぎず、頑張ったことをたくさん褒め、子どもが「自分の力で頑張れた!」と感じられるような環境づくりを心がけましょう。
わが子に合ったやり方を、子どもと一緒に見つけてあげることが、「後悔しない受験」へのいちばんの近道です。
子どもを信じる力、見守る力こそ、ママにしかできない最強のサポートです。
また、後悔しない受験にするためには、子どもに合った塾選びをすること。
子どもに合った受験を見つけるには、無料体験からはじめましょう。
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