「なんだか最近、元気がないな…」
そんなわが子の様子に、不安を感じたことはありませんか?
中学受験は、親子にとって初めての大きな挑戦。
けれど、がんばる気持ちがあるからこそ、知らず知らずのうちにストレスをためこんでしまうこともあるんです。

わが家でも2人の子どもが中学受験を経験しました。
それぞれの性格、感じるストレスの種類、乗り越え方も、全然違いました。
そんな状況の中、勉強しなさい!とつい口にしてしまってました。
子どものためを思っているはずなのに、逆に追い詰めてしまっている…。
親の葛藤も、私自身たくさん経験しました。
私の実体験から、子どもが出すサインやわが家が実践した解消などを、具体的にお伝えします。
うちの子中学受験に向いているのかな?と悩んだ場合はこちら⬇️
記事の信頼性

2人中学受験を経験した我が家のストレス解消の体験談
わが家では、1番目と2番目、2人の子どもが中学受験を経験しました。
それぞれ性格も違えば、ストレスの感じ方や抱え方も全然違っていて…。
「中学受験って、やっぱり親子のメンタル勝負だな」と実感した数年間でした。
ストレスの原因は「ママのプレッシャー」だったのかも?!
1番目の子に関しては、何よりのストレスは、私の「勉強しなさい!」の圧だったのでは…今になって思います。
本人はちゃんと考えていたのかもしれません。
でも、私は毎日「なんで勉強しないの?」「今やらなくていつやるの?」と、つい口うるさく言ってしまっていました。

もちろん、私自身もストレスMAX!
勉強しないわが家に、不安と焦りでいっぱいでした。
でもある日、わが子のふとした表情を見て、「これは逆効果かも」と気づきました。
それからは、無理に言葉で押すのではなく、信じて見守る姿勢に少しずつ変えていくようにしました。
すると、自然と自分で考えて勉強するようになりました。
親の考えだけでは、思うようにいきません。
一方的に言うのではなく、子どもと気持ちもくみ取っていくことが大切だと感じました。
「自由がないこと」がストレス
2番目の子は、本当にコツコツタイプ。
毎日きちんと机に向かって勉強していました。
だからこそ
- 遊ぶ時間がないこと
- 自分だけが何かを我慢していること
そんなストレスだったように感じます。

だから、わが家では、意識して好きなことができる時間を作るように工夫をしていました。
テレビゲームする時も、みんなで一緒にやるようにして、「自分だけが我慢してる」と感じないようにしました。
子どもにとって、「みんなで一緒に楽しむ」というのは、何よりの安心感につながるんですよね。
そのあとの勉強では、集中して取り組むようになりました。
それでも「勉強が嫌!」とは言わなかった2人

本当にありがたいことに、2人とも「勉強が嫌!」とは一度も言いませんでした。
大変な時期もあったけど、「勉強そのものに対するストレスは少なかった」と感じます。
きっと、無理やりやらされているのではなく、目標に向かって自分で進んでいるという意識があったのかもしれません。
それは、子どもと一緒に学校を決めたり、一緒に塾を決めたからだと思います。
何をするにも、私の思いばかりではなく、子どもの気持ちに寄り添いながら一緒に考え、本人の気持ちを優先して決めていったからだと感じます。
子どもによって、それぞれのストレスの感じ方や抱え方は違います。
それにママがどう寄り添うかが、とても大切です。
中学受験の子どものストレスを見逃さないために
日々、中学受験勉強を、頑張っているわが子のストレスにどう気づいてあげるかが大切です。
大人は言葉で発散できるけど、子どもはなかなか「しんどい」「つらい」と言葉にできないことも多いんです。
だからこそ、親が子ども様子をしっかり観察して対応していきましょう。
子どものストレスって、意外と「行動」に表れることか多いんです。
こんなサインが見られたら、もしかすると心がちょっと疲れているのかもしれません。

わが子は、あまり不満を口に出すタイプではありませんでした。
でも、ストレスが溜まると口数が減ったり、言葉が刺々しくなったり…。
そういう小さな変化が、実はSOSのサインだったりします。
そんなときは、無理に聞き出さず、一緒に過ごす時間を増やすことを意識していきました。
子どもが安心して心をゆるめられる時間を作ることで、自然と気持ちも落ち着いていくことが多いです。
子どもの小さな変化を見落とさないように、普段から子どもの様子をしっかり確認してくことが本当に大切です。
中学受験の子どものストレス。親ができることは?
親ができることは、「心の逃げ場」を作ってあげることです。
毎日毎日、勉強・塾・宿題…となると、やっぱり子どもも疲れてしまいます。
そんな時は、
- 一緒にテレビを見る
- ちょっとおしゃべりをする
- 好きなお菓子を食べる
- 勉強以外の話題で盛り上がる
そんな何気ない時間を、子どもとゆったり過ごすことを大切にしましょう。

何気ない親子の時間や、言葉かけが、子どもにとっては、とっては大きな安心感になるんですよね。
わが子も、様子がおかしいなと感じた時は、勉強のことよりも他のことに意識がいくように、一緒に体を動かして遊んだり、ゲームしたりしました。
そうした対応をしているうちに、少しずつ落ち着いて、自分のタイミングで勉強に向かうようになりました。
まずは、しっかり子どもの様子を観察しましょう。
「様子がおかしいな」「うちの子、ちょっと疲れてるかも?」と感じたら、まずはそっと子どもに寄り添うから始めてみてみましょう。
中学受験の子どものストレス。親がやらない方がいいこと
子どものストレスって、親の言動で増えることもあるんです。
だから、親が口うるさくなることはNG!
一番やってしまいがちなのが、「なんで勉強しないの?」「今やらなくていつやるの?」と子どもに言うことです。
…私も言ってました。
そうすると、子どもには逆効果で、勉強することから逃げてしまってました。

勉強のことで口うるさくするほど、子どもはプレッシャーで動けなくなってしまうことも。
信じて見守る勇気って、親にとっても大事なんですよね。
また、他の子と比べてしまうことも、子どもにとっては「自分はできてない」と感じてしまう原因になります。
自分のペースで頑張っていることを認めてあげることが、何より大切です。
ついつい勉強について言いたくなりますが、子どもを信じて見守りましょう。
プレッシャーをかけるよりも、「安心できる存在」でいることの方が、ずっと大きな支えになります。
中学受験の親のストレス。解消法と体験談
中学受験は、親もストレスが大変ですよね。
実際、わが家も2人の子どもが中学受験を経験しましたが、正直私のほうが情緒不安定になりそうな日もありました…。
ちゃんと勉強してるのか、このままで間に合うのかなど、不安や焦りで、つい子どもに強く言ってしまっては自己嫌悪…。
そのたびに反省の繰り返しでした。

そんな私のストレス解消法は、誰かと話したり、自分だけの時間を少しでも作ること。
好きなコーヒーを飲んで、10分だけぼーっとする時間を確保するだけでもリセットできました。
親が疲れてると、子どもにも伝わっちゃうんですよね。
中学受験は、親のサポートが必要な反面、親が頑張りすぎると、子どもにもプレッシャーになってしまうこともあるんです。
だからこそ、適度に手を抜いて、頼れるものは頼る!
親は先生じゃないため、勉強を教えることには限度があります。
勉強のことに関しては、塾や家庭教師に頼りましょう。

わが家は、塾選びに関してはとっても時間をかけて選びました。
子どもとの相性がいいことが一番大切ですが、親も信頼できる講師に出会えることで負担を減らすことができるんです。
実際、2~3か所の塾の無料体験を通して、わが家にあった塾に出会うことができました。
信頼できる塾・先生に出会えたことで、私自身も手を抜くことができ、「塾選びってホントに大事だな」と実感しました。
先生は信頼できてますか?
親のサポートが必要ばかりの勉強法になっていませんか?
思い当たることがあれば、塾を見直すこともストレスを減らすひとつの手段です。
塾を見直すなら、口コミ豊富な塾選で探すのがおすすめです。
中学受験のストレスでよくある質問
中学受験してる子供にとって良いストレス解消の方法は?
子どもが辛そうな時は、意識してリラックスタイムを作ってあげることがとっても大切なんです。
中学受験って、子どもにとって本当に大きなプレッシャーです。
そんなプレッシャーの中、毎日の塾、宿題、テスト勉強…。
わが家でも、子どもがふとため息をついたり、ちょっとしたことでイライラしていたりしていました。

わが子の場合、好きなゲームを30分だけ一緒にやるだけでもかなり効果的でした。
「自分の時間がある」「ちゃんと楽しいこともできる」って思えるだけで、また勉強にも前向きになってくれるんですよね。
子どもって、思っている以上にストレスを感じていても、それを言葉に出すのが難しいんです。
だからこそ、親が意識的に息抜きできる時間を作ってあげることがとっても大切です。
まとめ
中学受験は、子どもにとっても親にとっても、想像以上にストレスのかかる大きな挑戦です。
子どもは言葉にできなくても、行動にサインが出ます。
だからこそ、「あれ?」と思ったときに、勉強のことを一旦置いて、心をゆるめる時間を持つことが、次の一歩につながります。
わが家でも、2人の子どもがそれぞれ違う形でストレスを抱えていました。
その中で感じたのは、親が無理に引っ張るより、そっと寄り添うことの大切さです。
そして親自身も、完璧を目指しすぎず、自分の心を整える時間を持つことを大切にしていきましょう。
中学受験は、親子で走る長いマラソン。
だからこそ、息を合わせて、焦らず、無理せず、支え合いながら進んでいきましょう。